「繊毛虫」の最近の記事

泳ぐキウイフルーツ→ナスラ

池サンプルを泳ぐキウイフルーツみたいな奴を発見。どうやらナスラNassulaと思われます。大きさは150µm前後。

寄ってみると、梁器(cyrtos)と呼ばれる特徴的な口部が見えますね。体内のカラフルな色は、食べたシアノバクテリアの消化段階の違いによるものらしいです。

時々動きがカクッとしてるのは、トリコシスト発射のせいかと思います。動画最後、左側に写ってる細いのが発射されたものでしょうね。
(ナスラにはトリコシストのある奴とない奴がいるとのこと)

トラケロフィルム

こちらは恐らくトラケロフィルム Trachelophyllum。大きさは130µm弱くらい。
後端に収縮胞。体はかなり柔らかそう。

前方のドーム状に突き出した部分が細胞口ですが、やはりラクリマリアなどの近い仲間(シオカメウズムシ目)と感じが似ていますね。

シオカメウズムシといえばディディニウムなんですが、そちらはまだ見たことがありません。ぜひ一度ゾウリムシに槍を打ち込むのを目撃したいものです…

ミドリゾウリムシの遊泳

ミドリゾウリムシParamecium bursariaがたーくさん泳いでるんですが、見えますでしょうか〜?

先日の容器から数匹を薄いハイポネックス溶液(15ml容器でハイポ2〜3μL程度)に入れ照明の下に置いておいたら、かなり増えてきました。

1滴とってみると、こんな感じ。

実体顕微鏡で見る繊毛虫たちは、まるで夜空の星のようです。

レプトファリンクスっぽい

冒頭6秒ほど(暗視野)は、実体顕微鏡で見た、とある容器の底。賑わってますー。
その後(明視野)は、ここの水を少し取って、生物顕微鏡で見たもの。えと、これ誰?もしやレプトファリンクス Leptopharynx かなあ?

動画から切り出した静止画も置いときます。

レプトファリンクスっぽい

細々とミドリゾウリムシ

ひと月以上前の池サンプルで、細々とミドリゾウリムシ Paramecium bursaria が生き延びています。
(プラ容器のまま水槽脇に放置してますが、少なくとも数匹のミドリゾウリムシがいます)

前方と後方に一つずつ、計2個の収縮胞がよく見えますね。
共生藻(クロレラ)の緑が綺麗。なんと彼らは、共生クロレラを除去されても大丈夫で、再共生も可能とのこと。興味深い。

巨大風船トラケリウス

まるで大きな風船のよう。大きさ約350µm。
トラケリウスの大型種だと思います。Trachelius ovumかな?
表層にたくさんの収縮胞が見えています。

先日別のトラケリウスを見た際も「Trachelius ovumでしょうか」と書いたのですが(270µmほどあった)、これはさらに大きく、雰囲気もちょっと違います。
もしかするとこちらがovumで、あちらは別種だったのかも知れません。

カンパネラの繊毛列

カンパネラの開口部の繊毛列は3列以上とか4列以上とか言われてますが、実際に何列あるのかは、見ていても結構分かりづらいんですよね。

ちょっと首を引っ込めて再度開く時が、比較的見えやすいかも?ということでクローズアップしてみました。最後はスロー(50%)にしてみたので、みんなで数えてみましょう〜。

…どうやらこのひとの繊毛列は、5列あるのかな〜?

メトプス

お、メノイディウムがいるな〜…とか思いつつ撮影していたところ、突然メトプスMetopusが視界に飛び込んできました!
初めて見るこのカタチ!ねじれてます!
嫌気的環境を好むとのこと。

動画のポスターにメトプスの姿がありませんので、切り出した静止画を1枚貼っておきます。

Notholca 1

シュードマイクロソラックス

こちらは恐らく、Pseudomicrothorax
『淡水微生物図鑑』ではシュードマイクロソラックスという表記になっています。
(でも「ミクロトラクス目」なんですよね。なんで読み方ちゃうのん…)
大きさ約85µm。綺麗な緑色ですね〜。
ユレモを専門に食べるらしいです。

下は動画から切り出した画像。
矢印のところが口です(ひょっとこっぽい)。

シュードマイクロソラックスの口

ヒスチオバランチウム

こちらは、ヒスチオバランチウムHistiobalantiumの模様。

全体に、短い繊毛が密に、長い繊毛がまばらに生えています。
これ既視感…そうだ、付けまつ毛に似ている(^^)
細胞中心に大きな口が開いており、プレウロネマに似た繊毛列の膜があります。
動画後半は、前半と同じ細胞を別角度からみたところ。

下の画像は、動画から切り出しトーン補正したもの。
長短2種類の繊毛があるのが分かります。

histiobalantium

フロントニア

久々の池サンプルに、長卵型の繊毛虫が複数いました。
大きさは200µm弱。
フロントニアFrontoniaのようです。

前方に縦長の口、中央に収縮胞が一つ。
収縮胞から放射状に伸びた水管や、中央に排水孔も見えます。

表層には、トリコシストと呼ばれる紡錘型の射出装置がびっしり(動画後半)。
刺激を受けると、中身が槍のように発射されます(防御のためと言われる)。

最後に引っかき傷のようなのが写ってますが、これは刺激によるトリコシストの発射痕でしょう。

で、近くにいた細胞をいくつか見たのですが、姿がそっくりなのに、収縮胞の数が異なるものがいました。
1個、2個、5個、そして6個。

↓ここにいた3細胞のうち、2つは収縮胞が1個でしたが、もう1つは収縮胞が5つありました(動画後半)。
これは、同じ種での変異なのか、それとも別種あるいは別属なのか、よくわかりません。
(『淡水微生物図鑑』を見る限りでは、フロントニアの収縮胞は1〜2個のよう)

↓そしてこちらは、6つの収縮胞が見える細胞。
ガラスに擦れた刺激で、トリコシストの発射が起きている様子がはっきり見えます。
(動画前後半とも同じ細胞です)

ロクソデス

恐らくロクソデス属Loxodesの一種。いや〜気持ちよさそうに泳いでますねえ。
(舞う木の葉?厚みがあるから枝豆のさや?)

ロクソデスの背中側には、ミューラー嚢(Müller vesicles)と呼ばれる小胞が並んでいるのですが、動いていると分かりにくいですね。

動画から切り出した画像を見ると、一応それっぽいもの(矢印)があるようです。
<br />
ロクソデス ミューラー嚢(矢印)

参考:以下のページに鮮明なミューラー嚢の写真があります。
Loxodes magnus Stokes, 1887 (plingfactory.de)

『淡水微生物図鑑』には「ミューラー嚢には顆粒が含まれるが、その機能はわかっていない」と書かれているのですが、最近の研究ではロクソデスのミューラー嚢は重力センサーの機能を持っているとされているようですね。
Loxodidae (Wikipedia)
The Structure and Function of Müller Vesicles in Loxodid Ciliates (Wiley Online Library)

カンパネラの群体

池サンプルの容器でカンパネラCampanellaが複数の群体を作っていました。

その一つを実体顕微鏡Zeiss Stemi 305で撮影。
直径が2mm以上あり、肉眼で見える大きさです。
きれいなドーム型になってますね〜。

カンパネラはツリガネムシの仲間ですが、柄が収縮しないので、びっくりしても頭が少し縮むだけです。

そしてこちら↓は、別の群体を生物顕微鏡Nikon YS100で撮影したもの。
動画前半は、ドーム型を壊さないようカバーガラス無しで撮っています(真ん中右寄りにワムシが一匹紛れ込んでますね)。
後半は、細胞が見やすいようカバーガラスをかけています。

『淡水微生物図鑑』によると、カンパネラの開口部の繊毛列は3列またはそれ以上とのこと。
この動画でも3列あるように見えますね。

縮むスピロストマム

スピロストマムSpirostomumもびっくりすると縮むんですねー!
(冒頭から7秒と13秒あたりで縮んでます)

このひとの大きさは500µm前後。
細胞口が中央付近にあり、数珠状の大核が見えるので、Spirostomum intermediumかもしれません。
5月に見たスピロストマムは細胞口の位置が前方1/4付近だったので、別種と思います)


ホマロズーン

古いサンプルで、前端の細胞口に毒胞を持つ繊毛虫、ホマロズーンHomalozoonが発生していました。
大きなものは500µmを超えます。

2匹で泳いでいると、迫力がありますね。

そしてこちらは別の日の動画ですが、ホマロズーンがアメーバにかぶりついているところ。
もう食事は中盤に差し掛かっているらしく、だいぶお腹が膨れています。

たこやき君

時々見かけるこのひと。
ハルテリアHalteriaそっくりですが、あの直線的な棘毛が見当たりません。
親しみを込めて、たこやき君と呼んでおります(^^)

推測ですが、たこやき君は年寄りのハルテリアなのではないかと…
特有の高速遊泳がなく、ちょっとヨタヨタしているのですよね〜

メタキネタ

こちらは恐らくメタキネタMetacineta
透明な殻を持つ吸管虫の仲間です。
殻の隙間からかなり長い触手を伸ばしていますね(1枚目の画像では、左端まで伸びた触手がカールして上を向いています)。

メタキネタ 1
メタキネタ 2
メタキネタ 3
メタキネタ 4

吸管虫は触手で他の繊毛虫を捕食する繊毛虫の一群なのですが、最初は繊毛があるものの、成長すると繊毛がなくなり触手が発達するのだそう。

参考:
Metacineta mystacina(原生生物情報サーバ)
吸管虫亜綱 Suctoria(原生生物情報サーバ)

ワムシさんとコレプスさん

ころっころのネズミワムシさんのところに、共生藻を持ったコレプスさんがすいっとやってきて、いっしょになかよく餌探し〜

…と思ったら

わむたんのお尻に押し出されたコレプスさん、元来た道をバックでさよなら〜〜
(なんかじわる)

つんつんくる〜り レンバディオン

話が出たのでレンバディオンLembadionの優雅な泳ぎをどうぞ〜
(つんつんくる〜り)

このひとの細胞長は125µm前後といったところ。Lembadion bullinumかな。
(もしもあのトラケリウスのお腹の中身がレンバディオンだとすれば、大きさ的にLembadion lucensあたりの小型種かも)

トラケリウス

こちらは、トラケリウスTracheliusと思われます。
ディレプタスに近い仲間の繊毛虫です。象の鼻みたいな突起が特徴。
1枚目の画像で肩口にろうと状に見えているのが口だと思います。

よく見ると、お腹の中にレンバディオンのようなものが入っているように見えますね〜

トラケリウス 1
トラケリウス 2
トラケリウス 3
トラケリウス 4

柄のないツリガネムシ(Opisthonecta?

柄のない樽型のツリガネムシが泳いできて、柄のある丸いツリガネムシにぶつかりました。
ちょっと面白いツーショット。

樽型の方は、柄を持たない遊泳性のツリガネムシ、オピッソネクタOpisthonectaかも?

【追記】ツリガネムシは柄のあるタイプのものでも、柄を離れて泳いでいることがあります。
良い環境を求めて柄を切り離し泳ぐこともありますし、細胞分裂した場合も一方には柄がなく、泳ぎ着いた先で柄を伸ばすそうです。

参考:ツリガネムシ 不思議な水中生活(NHK ミクロワールド)


大食漢ホロフリア

ホロフリアは肉食性なんですが、その豪快な食べっぷりが分かるちょっとした事件がありました。

プレパラートにいつもより水を少なめにマウントしたことで、うっかりカイアシさん(ソコミジンコ)を1匹潰してしまい…orz
すると側にいたホロフリアが、すごい勢いで流れ出た組織を吸い込み始め、なんと数分でまん丸に。

いやもうそれ以上は無理でしょー。

Holophrya

ちなみに、食事開始直前の姿がこちら。

Holophrya

ホロフリア(Holophrya teres ?)

少し前にゴニウムだらけだったサンプルで、今度はこのひとたちが殖えていました。
プロロドン?それともホロフリア?
ここは彼らに人気のスポットなんでしょうか。

彼ら、以下のページ*の写真によく似ているのですが、いろいろと調べてみたら、この種は以前Prorodon teresとして知られていたが分類が変わってHolophrya teresになった…という経緯のようです。
動画のものが同じ種かは分かりませんが、とりあえずホロフリアHolophryaということにしておきます。
Holophrya teres (plingfactory.de)

参考:Holophrya teres (Prorodon teres) - YouTube

ハナビワムシ&ミドゾウさん

ハナビワムシCollothecaとミドリゾウリムシが接近遭遇。
近づきすぎてお互いびっくり。
それでも寄っていくミドゾウさん。お互い、意識しているのかいないのか。
あっ…そっちは…危ないかも…
またも近づきすぎてお互いびっくり。なのにまた定位置にもどる…

ウロトリカ

こちらは、恐らくウロトリカUrotricha
繊毛の波打つ動きがよく見えます。また見えづらいですが、後部には長い繊毛が尾を引いています。
ゆっくり旋回するように泳ぐことが多いですが、時に突然高速で移動します。
動画の最後、泳ぎ去った後に小型の繊毛虫が残りますが、これもウロトリカではないかと思います。

キロドントプシス

恐らく、キロドントプシスChilodontopsisではないかと思います。
このひとたちも、管状の口部=梁器(簗器とも書く)を持っています。
その梁器を前に突き出すようにして、美味しいものを探しているもよう。

吸管虫?→Sphaerophryaかも?

もしかしてこの丸いやつは、吸管虫の仲間かな?
他の繊毛虫を引き寄せて、栄養分を吸っているように見えます。
捕まった方は、生きてるけど動けなくなっているようでした。

吸管虫?1
吸管虫?2
吸管虫?3

【追記】
吸管虫も繊毛虫なのですが、触手を伸ばして他の繊毛虫を捕食します。
上のものは原生生物情報サーバのスファエロフリアの写真によく似ています。

のれそれ?ロクソフィルム【動画追加】

これを見ると土佐人は全員「のれそれ」を思い浮かべてしまうと言われている(←嘘)ロクソフィルムの大型種、Loxophyllum meleagris
12月に見たやつより大きいです。40x対物では全体が入りません。
周りでミジンコさんたちがワタワタしてます。

*ちなみに「のれそれ」はこういうモノです。

【追記】
この「のれそれ」、対物40x(400倍)で見るとこんな感じ。
(ミジンコさんもこんにちは)

変なかたちのひと@分裂

最初に見た時は、「はあぁ?変なかたち。誰だきみ〜」という感じで。
(↓その時の姿)

…アンコウ?

…しばらく見ていて、だんだんくびれが出てきて、やっと「あ、分裂中なのか!」と分かりました。
(正体は分からず)
同じサンプルにたくさんいるミドリゾウリムシが、時々寄ってきます。
分裂完了までを、暗視野でどうぞ〜

で結局、同じサンプルで見かけるこのひと↓の分裂だったのでは?と思っているのですが、どうでしょうね〜。
尾部には、明瞭な棘毛は見当たりません。
体は柔らかく、割と変形します。
恐らくアンフィシエラ目の誰かではないかと思いますが、詳しくは分かりません。

繋がってる〜?ストロビリディウム

こちらは恐らく、ストロビリディウムStrobilidium

なんだか後ろが糸で繋がってるかのような動きですが、以下のページには、ストロビリディウムが細胞後端から細い糸を出して何かに付着し回転運動することがあると書かれています。
ストロビリディウム あるいは ストロンビディウム

動画では糸は確認できませんが、実際のところどうなんでしょうか。

カンパネラ

広義のツリガネムシの仲間ですが、普通に見かける奴と違い、柄が収縮しないカンパネラ属Campanellaの模様。
群体性ですが、この日はお一人さん多し。動画終盤は、一人でどんどん泳いで行ってしまうカンパネラ。カバーガラスの外に出てしまいました。

いい子いい子@分裂

共生藻を持つ緑の繊毛虫さんの分裂。見つけてから分裂完了まで30分ちょい。
気になるのか?なんだかお隣さんが頻繁にちょっかいを出しに来る…

手品みたいにスルっ!と離れた後、一方がもう一方を「いい子いい子」してた(^^)

ツンデレのハルくん

あのさあハルテリアくん。
君って、撮ろうとすると逃げちゃうのに、他のひとを撮ってると乱入してくるよねー。(この時もそうだった)
なんで?ツンデレなの?(…んなわきゃない)

*小さい奴を撮ってるところに乱入されたので、どアップが撮れましたとさ。収縮胞もよく見える(^^)

ミドリゾウリムシ@脱皮殻

色淡めですが、ミドリゾウリムシと思しきお方。
ミジンコの脱皮殻でお食事中。
なんだかとっても美味しそうに、隅っこまで丁寧になめなめしています(^^)
【追記】柔らかく変形著しいので、どうもゾウリムシじゃなさそう。

ふたりのレンバディオン

分裂中のレンバディオンLembadionに出くわしました。
最初に見た時には落花生の殻みたいな形でしたが、30分ほどかけて、2細胞に分かれました。
もう少し!となってからが結構長いですね。完全に離れた時には、どことなくふたりとも嬉しそうに見えました。

ろくろっ首のラクリマリア

ろくろっ首こと、ラクリマリアLacrymariaさん。
物陰から、半端なく伸びる首だけで辺りを探っています。

動画中盤、首に螺旋構造のようなものが見えますが、一体どうなっているんでしょうね。

先端には毒胞があって、獲物を動けなくして丸呑みするらしいです。

【参考】繊毛虫ラクリマリア(Lacrymaria olor)の捕食運動

太めのユープロテス

このユープロテス、おせちの食べ過ぎで太めに…というのは冗談ですが、いつも見る姿よりもかなり幅広ですね〜。
『淡水微生物図鑑』には、捕食者が側にいると食べられにくいよう細胞の幅を広げるとあるので、恐らくその状態になっているんだと思います。

太めのユープロテス

*捕食者の皆さん、ユープロテスの食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください(違う)

サラダバー。

サラダバー(緑藻類)に集うツボワムシやコレプスさんたち。
*皆様もおせちの食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください(^^)


プレウロネマ 勝者の余裕

プレウロネマPleuronema。口の横の繊毛列が大きな膜のようになっています。

冒頭すぐ、左上の細胞がクリプトモナスらしき獲物をゲット。もう一方は「あっ…」という反応を見せた後「…ちぇっ!」とやっかむように去っていく。
その後、勝者は食後の排泄を行う余裕ぶり 笑。

ロクソフィルム(暗視野)

ロクソフィルムの大型種Loxophyllum meleagrisと思われます。
暗視野で撮ってみました。
視野の大きさ(視野数18、対物40x)ほぼいっぱいの長さがあるので、400μmくらいありそうです。
いやー綺麗ですね〜。こんなのが泳いでいるのが、なんだか不思議…

キミ誰!?→Askenasiaのようです!

うわー!キミ誰!?
めっちゃインパクトある見た目だったんですが、よく確認できないまま逃げられました。
繊毛列が2段あるように見えるので、ディディニウムとかかしらん…【↓追記あり】

(ディディニウムって、ゾウリムシなどに毒槍を打ち込んで丸呑みにするそうで、それちょっと見てみたい…)

【2019.01.10追記】
これ、どうやらAskenasiaのようです!
他の調べ物をしていて、たまたま発見しました。
画像1 (Google)
画像2 (Google)
また、こちらの動画に形も動きもそっくりです。
Askenasia volvox (YouTube)

メソディニウム特集〜

あ〜居るな〜と思ってたら、ばびゅーんと居なくなってしまう。そんな高速繊毛虫のひとつ、メソディニウムMesodiniumさん特集で〜す。

和名はダルマハネムシ。
ダルマ型のくびれのところに生えてる棘毛で歩いたりもします。

普段はわりとのんびりした動きなんですが、逃げ足は速いです^^

アスピディスカに追い払われました。

お次は上から見たところ。

またもアスピディスカに追い払われました 笑。

しつこくもう一本、上から見たところを。
動画の前半ではピントを前後して観察しています。

最後の横向いた瞬間を切り出した画像がこちら。

Mesodinium

3→2→1

ヒドロセラにツリガネムシがついていたので、おお珍しい眺め〜と撮り始めたところに、いきなりハルテリアが乱入。
あわわ、誰を撮れば?となったところでツーショットに 笑

3_stars
2_stars
1_star

Who?

この太陽虫みたいなの、あっちこっちから生えてるんですけど。どなた??
(1枚目と2枚目は同じ被写体でピント位置を変えたもの)

who_1who_2
who_3who_4.jpg

不器用というか、難儀な生

ばかっ!私のバカっ!

…どうもこのひと(ツリガネムシ)は不器用というか、難儀な生を送っているように見えてなりません。なぜこんなことに。
(私がプレパラートに封じたのも一因かもしれませんが)

表面に瘤状構造が見えるので、シュードボルチセラPseudovorticellaのようです。

ピクシコラ

これも、殻を持つツリガネムシの仲間。
ピクシコラ(ピキシコラ)Pyxicolaだと思います。
口の横に丸い弁を持っていて、引っ込んだ時に蓋になります。
写真は順に、平常運転時/引っ込んだ!/出てくるところ。

pyxicola 1 pyxicola 2 pyxicola 3

一度引っ込んだところを見ないと、構造がわかりにくいですよね〜。ということで動画もどうぞ〜

コスルニア?

こちらは、殻を持つツリガネムシの仲間。
蓋は無いので、コスルニアとかかな?
ちょっと分かりにくいですが、殻は4つ写ってます。ちょっとした集合住宅ですね。
一番上の殻には2細胞が入っています。

コスルニア?

ハルテリア

口の周りに繊毛列、側面に長く直線的な棘毛が見えますので、ハルテリアだと思います。
これもメチャ速で、追いかけるのは至難の技ですが、ちょうど周りが囲まれた場所にいたので、なんとか撮れました。

ユープロテス(ゴキ感...

しょっぱなから珪藻弾を食らうも、頑張るユープロテス。
以前は、カメムシ感とか書いてすみませんでした。謹んで訂正します。
「ユープロテスって、ゴキ感あるなあ〜」笑笑 いやマジで
(ま、ゴキと言うには綺麗だよね。でもお尻の棘毛をオラオラぶん回してるあたりがガラ悪くて笑える)


ディセマトストマ

こちらはディセマトストマ(Disematostoma)、ゾウリムシのお仲間。
かなりの食いしん坊です。
以前、お腹に自分より長いキンベラが入っているのに同じようなキンベラを食べようとして飲み込めず、吐き出した個体を見かけましたが、此奴も似たようなことをやっています。

珪藻と珪藻で、まるで十字架はりつけ状態。
(君らは「見積もる」ということをしないのかね…)

ストロビリディウム

ストロビリディウムとストロンビディウムって似ているんですが、これは裂けた口も見えないし、恐らくストロビリディウム(Strobilidium)かなーと。
少しの間動きが緩やかになったので、撮ることができました。
ぴょこぴょこ跳ねるような仕草を見せて、なんだか可愛い。

ちなみに、リンク先にストロビリディウムとストロンビディウムの違いについて言及があります。
https://heiannityoumevet.blog.so-net.ne.jp/2016-09-20

それにしても、模様を散らしたガラス玉のようで綺麗ですねぇ(*^^*)

池の住人たち

池にいた、イカダモ、ミドリゾウリムシ、タルガタゾウリムシ。

イカダモ
ミドリゾウリムシ
タルガタゾウリムシ

ヒドロセラ(Hydrosera)。
和名は、カサネサンカクヅツケイソウ(長い)

ヒドロセラ(表面にピント)
ヒドロセラ(内部にピント)

ロクソフィルム

オリンパスのCX23、これまでに触った同価格帯の生物顕微鏡(と言っても3機種だけですが)の中では、イチ推しです。
(100x対物無しの最小セットだと定価で12万円台。実際はもう少し安く買えるはず)
像はカチッと明晰な印象で、解像感がありとても良いです。
(画像は高知大の池よりロクソフィルム)

ロクソフィルム

ソライロラッパムシ

庭のサンプルより。
ソライロラッパムシ(Stentor coeruleus)のようです。初見。
いや〜こんな青緑色の奴がいるとは、ビックリです!よーく目を凝らせば、肉眼でも見える大きさです。
この写真では数珠玉状の大核もよく見えています。下の方の大きな丸は収縮胞。

ソライロラッパムシ 1

こちらは、最初に発見した時の模様。
想定していない色が目に飛び込んできて、えっ!?となりました。
2匹とも枯葉に開口部を押し付けるようにしてお食事中の様子でした。

ソライロラッパムシ 2

遊泳中の様子。

ソライロラッパムシ 3

Gymnodinioidesを見ていると

Gymnodinioidesを見ていると、殻からぴゃーっと飛び出して行くのがいるんですよね。どこいくんだろうと思って追いかけました。すると...ゆっくりになって、動かなくなり(1枚目)、破裂して(2枚目)☆に...(3枚目)

1個体目-01  1個体目-02  1個体目-03

もう1個体追いかけました。こちらも動かなくなって、体液が出たようになり(1枚目)、破裂して(2枚目)☆に...(3枚目)

2個体目-01  2個体目-02  2個体目-03

更にしつこくGymnodinioidesを見ていて、ちょっと面白いものを見つけました。
小さいピロピロしたのがいます。も、もしかして脚に取りつく前のtomiteと呼ばれる段階かな〜〜?

翌朝の脱皮殻(Colpodaかな)

昨日の脱皮殻を容器に取っておき、丸一日経った今朝ふたたび観察。
全体にかなり閑散とした感じで、Gymnodinioidesの姿は見えず。代わってColpodaらしき姿が(時間が経った脱皮殻はこれが多数派になっていることが多い)。
動画前半は殻の尾ひれ、動画後半は比較的賑わっていた胴体部分。


エビの脱皮殻

エビの脱皮殻を顕微鏡で見てみたら、ひゃ〜。たくさん集まってらっしゃいます。正体不明。

動きの激しい殻の中心部から少し離れて、休憩モードっぽくゆったりと回転している個体がいたので観察。収縮胞の様子がよく分かります。休憩が済んだ?個体はヒョイっと去っていきます。

別テイク動画

[8/7追記]@sgougiさんより「Gymnodinioides属の一種かもしれません。エビに外部寄生するものがいるようです」と教えていただきました。ありがとうございます。

正体が分からない紫の微生物[8倍速]

水草の枯葉の中にいた、全く正体が分からない紫の微生物。形はストロンビディウムに似てる?
8倍速の動画にしてみました。途中でリトノータス?っぽい繊毛虫が衝突してビビっていたりします。

[8/1追記]@sgougiさんに「遊泳モードのラッパムシ」だと教えていただきました。ありがとうございます。