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ディスティグマのユーグレナ運動

遊泳中のディスティグマを発見。Distigma proteusでしょうか。ピントを合わせていたらユーグレナ運動を始めました。

3分後には鞭毛を激しく震わせるようになり、その後2分ほどで鞭毛を自切。トータルで10分ほどユーグレナ運動が続きました。

原生動物学雑誌に掲載の論文『ユーグレナ運動(洲崎敏伸)』によれば

「(運動を引き起こす刺激が強い場合)…ユーグレナ運動がひきおこされるばかりでなく、鞭毛が自切されることもある。このような場合には、泳げなくなった細胞は水の底に沈むことによって有害な環境から脱出するのであろう」

との事。この動画のディスティグマも、観察時の刺激によりそのような反応を示したのでしょう。

メノイディウム

メノイディウムMenoidium。いやあこれ、見てみたかったやつです。

これも葉緑体を持たないユーグレナ(ミドリムシ)藻の仲間。
三日月形の細胞内にパラミロン粒がたくさん見えています。

撮影条件が良くなく画質は今ひとつですが、ご容赦を。

メノイディウム 1
メノイディウム 2

こちら動画。

アニソネマ

アニソネマAnisonema
鞭毛1本を前へピコピコ、もう1本を後ろへ引きずり、時々方向転換。

17秒〜、何かに触れて驚いて後ずさり。
あーびっくりした〜〜。。。ようやく30秒あたりで気を取り直したものの、アレ?
驚きすぎて、後ろの鞭毛が短くなってます(切り離したっぽい)。

このひともミドリムシのお仲間なんですが、どうやら体は硬そうですね。

シクリディオプシス

ユーグレナ目のシクリディオプシスCyclidiopsisかと思われます。
(『淡水微生物図鑑』では「キクリディオプシス」という表記になっていますね)

細長くて、ちょっぴり体が固め。さながら池のナナフシ?といった感じ。

厚めにマウントした水の中を泳いでいるのでなかなかピントが合いませんが、ご容赦を〜

別テイクからの全身写真。
棒状のパラミロン(貯蔵物質)粒が見えます。

シクリディオプシス

ちなみに、Cyclidiopsisの中には群体を形成するものもあるようです。

ミドリムシ〜

なんか変なのが泳いでる!と思ったら、ピタリと止まって鞭毛ピロピロ、時々変形。
なんと、ミドリムシ(ユーグレナEuglena)さんでした〜(初見!)

赤く見えてるのは眼点。この辺りに感光点があり、光を通しにくい赤い色素の裏張りで外からの光にのみ反応するようになっているらしいです。

参考:エクスカバータ Supergroup Excavata

ウルセオルス

しばらくサンプルも採りに行けてないし、寒くなってネタが尽きてきたので、ひと月ほど前に撮って忘れてた短いやつを。

初めて見た時は「なんじゃこりゃ?」と思ったのですが、恐らくウルセオルス(Urceolus)。
口から鞭毛が出てるのが冒頭でちょろっと見えます。

urceolusはラテン語で「小さな水差し」という意味らしいです。まんまですね(^^)
しかし、ミドリムシの仲間もなんというか多彩すぎる…