遊泳中のディスティグマを発見。Distigma proteusでしょうか。ピントを合わせていたらユーグレナ運動を始めました。
3分後には鞭毛を激しく震わせるようになり、その後2分ほどで鞭毛を自切。トータルで10分ほどユーグレナ運動が続きました。
原生動物学雑誌に掲載の論文『ユーグレナ運動(洲崎敏伸)』によれば
「(運動を引き起こす刺激が強い場合)…ユーグレナ運動がひきおこされるばかりでなく、鞭毛が自切されることもある。このような場合には、泳げなくなった細胞は水の底に沈むことによって有害な環境から脱出するのであろう」
との事。この動画のディスティグマも、観察時の刺激によりそのような反応を示したのでしょう。