ツンデレのハルくん

あのさあハルテリアくん。
君って、撮ろうとすると逃げちゃうのに、他のひとを撮ってると乱入してくるよねー。(この時もそうだった)
なんで?ツンデレなの?(…んなわきゃない)

*小さい奴を撮ってるところに乱入されたので、どアップが撮れましたとさ。収縮胞もよく見える(^^)

ゴニウム(細胞数8)

以前のサンプルを溜めてある容器から、細胞数が8のゴニウムGonium(ヒラタヒゲマワリ)を発見!
ゴニウムは通常、細胞数8または16で群体を形成します(前回のは16個でした)。
8個の場合のフォーメーションは何種類かあるみたいですね。

ところで、ゴニウムがどう殖えるかって気になりません?
私は、クンショウモの殖え方を知ってから、群体をつくる藻類がどう殖えるのか気になってしまいます…
興味のある方は、次のページへどーぞ(^^)
ゴニウム・ペクトラーレ Gonium pectorale

【追記】ちなみに、上記ページで説明されているのは有性生殖時の挙動について。単純に細胞分裂による娘群体の形成も行います。
参考:ゴニウム属(霞ヶ浦のプロチスタ)

すいーーっと、カシラワムシ

こちらは、ゆったりすいーーっと、独特な雰囲気のワムシさん。
良い姿勢でのんびりと進みます。
コガタワムシ科カシラワムシ属Cephalodellaの一種らしい。

Cephalodella forficulaにも姿が似てますね。
(リンク先には「デトリタスで管を作って住む」とあります)

あまり足を開きませんが、たまに開いた姿がまた可愛らしい(^^)

開脚カシラワムシ1.jpg 開脚カシラワムシ2

ミドリムシ〜

なんか変なのが泳いでる!と思ったら、ピタリと止まって鞭毛ピロピロ、時々変形。
なんと、ミドリムシ(ユーグレナEuglena)さんでした〜(初見!)

赤く見えてるのは眼点。この辺りに感光点があり、光を通しにくい赤い色素の裏張りで外からの光にのみ反応するようになっているらしいです。

参考:エクスカバータ Supergroup Excavata

クロオモナス

こちらは、クロオモナスChroomonas(アオカゲヒゲムシ)。
クリプトモナスの仲間ですがより小さく、青緑の葉緑体が特徴です。綺麗な色ですね〜。
(先のマルロモナスの動画21秒〜にも一瞬登場していましたね)

このひとたち(クリプト藻)も共生起源で植物になったらしいのですが、近いグループが分からず、今のところ所属不明とされています。
参考:所属不明の真核生物