キロドントプシス

恐らく、キロドントプシスChilodontopsisではないかと思います。
このひとたちも、管状の口部=梁器(簗器とも書く)を持っています。
その梁器を前に突き出すようにして、美味しいものを探しているもよう。

吸管虫?→Sphaerophryaかも?

もしかしてこの丸いやつは、吸管虫の仲間かな?
他の繊毛虫を引き寄せて、栄養分を吸っているように見えます。
捕まった方は、生きてるけど動けなくなっているようでした。

吸管虫?1
吸管虫?2
吸管虫?3

【追記】
吸管虫も繊毛虫なのですが、触手を伸ばして他の繊毛虫を捕食します。
上のものは原生生物情報サーバのスファエロフリアの写真によく似ています。

トゲワムシ

トゲワムシ属Notholcaの1種のもよう。
以前アップしたシリキレシマワムシに似ているのですが、ちょっと寸詰まり。
このひとはどういうわけか、前進はせずひたすらバックか回転…という動き方でした。
そういう種類なのか個体の問題なのかは不明。

Notholca 1
Notholca 2
Notholca 3

のれそれ?ロクソフィルム【動画追加】

これを見ると土佐人は全員「のれそれ」を思い浮かべてしまうと言われている(←嘘)ロクソフィルムの大型種、Loxophyllum meleagris
12月に見たやつより大きいです。40x対物では全体が入りません。
周りでミジンコさんたちがワタワタしてます。

*ちなみに「のれそれ」はこういうモノです。

【追記】
この「のれそれ」、対物40x(400倍)で見るとこんな感じ。
(ミジンコさんもこんにちは)

変なかたちのひと@分裂

最初に見た時は、「はあぁ?変なかたち。誰だきみ〜」という感じで。
(↓その時の姿)

…アンコウ?

…しばらく見ていて、だんだんくびれが出てきて、やっと「あ、分裂中なのか!」と分かりました。
(正体は分からず)
同じサンプルにたくさんいるミドリゾウリムシが、時々寄ってきます。
分裂完了までを、暗視野でどうぞ〜

で結局、同じサンプルで見かけるこのひと↓の分裂だったのでは?と思っているのですが、どうでしょうね〜。
尾部には、明瞭な棘毛は見当たりません。
体は柔らかく、割と変形します。
恐らくアンフィシエラ目の誰かではないかと思いますが、詳しくは分かりません。