放散虫の美しい形を撮ってみた 31-33
放散虫の美しい形を撮ってみた 31-33
延々と歩くフセツボカムリCentropyxisさんを、20倍速でどうぞ〜
(途中一瞬ミジンコさんが乱入)
ケルコモナスがふたり。
よく見るとつながっています。分裂中だったようです。
25秒〜あたり、なかなかちぎれないのに業を煮やして?左のやつが自分から切断しに行ったかのように見えます。
ホロフリアは肉食性なんですが、その豪快な食べっぷりが分かるちょっとした事件がありました。
プレパラートにいつもより水を少なめにマウントしたことで、うっかりカイアシさん(ソコミジンコ)を1匹潰してしまい…orz
すると側にいたホロフリアが、すごい勢いで流れ出た組織を吸い込み始め、なんと数分でまん丸に。
いやもうそれ以上は無理でしょー。
ちなみに、食事開始直前の姿がこちら。
少し前にゴニウムだらけだったサンプルで、今度はこのひとたちが殖えていました。
プロロドン?それともホロフリア?
ここは彼らに人気のスポットなんでしょうか。
彼ら、以下のページ*の写真によく似ているのですが、いろいろと調べてみたら、この種は以前Prorodon teresとして知られていたが分類が変わってHolophrya teresになった…という経緯のようです。
動画のものが同じ種かは分かりませんが、とりあえずホロフリアHolophryaということにしておきます。
*Holophrya teres (plingfactory.de)
ハナビワムシCollothecaとミドリゾウリムシが接近遭遇。
近づきすぎてお互いびっくり。
それでも寄っていくミドゾウさん。お互い、意識しているのかいないのか。
あっ…そっちは…危ないかも…
またも近づきすぎてお互いびっくり。なのにまた定位置にもどる…
アメーバさん。サッカメーバ(サッカアメーバ)Saccamoebaかな?
おしりのウロイドが毛糸のポンポンみたいで可愛い(^^)
冒頭から26秒あたりで収縮胞の収縮が見えますね。
流動体なのに常にほぼ定位置に収縮胞があるのが、ちょっと不思議な感じもします。
どうやらグロミア?が分裂中のもよう。
こちらは、恐らくウロトリカUrotricha。
繊毛の波打つ動きがよく見えます。また見えづらいですが、後部には長い繊毛が尾を引いています。
ゆっくり旋回するように泳ぐことが多いですが、時に突然高速で移動します。
動画の最後、泳ぎ去った後に小型の繊毛虫が残りますが、これもウロトリカではないかと思います。
放散虫の美しい形を撮ってみた 28-30