青いミナミヌマエビ

約一年ぶりにミナミヌマエビの水槽をリセット。
ついでに、ブルーの体色がカッコイイ成体を実体顕微鏡下にご招待。

どうです、イケメンでしょう〜
尾っぽまで、全身素敵ですよ。

ミナミヌマエビ 全身
ミナミヌマエビ 顔

ミナミヌマエビ 尾部

ミナミヌマエビは環境で体色が変化するそうで、購入した時は皆普通の色でしたが、水槽が水草ボーボーなせいか、数ヶ月後には多数のミナミヌマエビが濃く青みを帯びた体色に変化していました(^^)

ちなみに、ミナミヌマエビとして売られているエビには外来の亜種もかなり混じっていると言われていて、外見だけでは判別不能なこともあるそうです。

パンドリナがたくさん

お〜、パンドリナPandorina(カタマリヒゲマワリ、クワノミモ)がたくさん!
これ、できたばかりの娘群体っぽいですね。
見ていたらふるふると動き出して、やがて泳ぎ去っていきました(^^)

パンドリナもゴニウムさんの近縁で、ボルボックス目に属する仲間です。
ボルボックスの仲間は多細胞化への進化や雌雄の起源に関する研究でモデル生物として取り上げられていて、なかなか興味深いです。
参考:ボルボックスで探る多細胞生物への進化 (RIKEN NEWS No. 310)

エビ脱皮殻@実体顕微鏡

エビの脱皮殻を、実体顕微鏡ZEISS Stemi 305の暗視野モードで観察。
新しい殻なので案の定、Gymnodinioides(以下ジムノ)が泳ぎまくってます。

ちなみに去年初めてジムノを見たときの記事がこちら(正体不明でごうぎさんに教えていただきました)。

ジムノはエビに外部寄生(シストの状態で足の根元に付着)していて、エビが脱皮すると殻内の組織を食べて成長します。

安価な顕微鏡でも見ることができるので、エビ飼いの皆様にはぜひ観察をおすすめ。手元のレイメイ藤井 顕微鏡ハンディZOOM(1600円くらい)でもバッチリ見えます。

参考:カイアシ類に寄生する繊毛虫

ジタバタのノープリウス

水分が減って動きづらくなってきた、ノープリウス幼生くん。

ノー「進まない〜!(ジタバタ)」
ワムたん「チュ☆」
ノー「今なんか触った!(ジタバタ)」
ワム「面白い子ね。少し観察しよう」
ノー「わ〜!今の何〜!!(ジタバタしすぎてワムたんが共振)」
ワム「うっせー、やってられんわ(去る)」

以上、観察者の妄想によるアテレコでお送りしました m(__)m