オナガミジンコさんは割とデリケートで、観察時にストレスで卵を落としてしまうことが時々あります。体型が細身なうえ、驚くと腹部を大きく動かしてその場から離れようとするためでしょうか。
なので、最近はなるべく、中途半端な時期にお母さんをスライドグラスに載せないようにしています。
こちらは、今にも生まれそうな子を4匹背負った個体。我が家にいるオナガさんの中では子だくさんです。もうこれ以上入らなーい!って感じでお腹、じゃなかった背中満杯です。
しばらく見ていたら、1匹が産まれ出てきました!(15秒あたり)
といっても、どうやらオナガさんにありがちな事故というか、やや早産ぽい感じです(ごめんなさい)。とはいえ、子どもの方はすぐに元気よく泳ぎだしましたので、一安心です。
お母さんを疲れさせてはいけないので、生まれた子と一緒に、容器に戻っていただきました。実体顕微鏡を通して暗めの照明で肉眼で観察を続けたところ、約2時間半後に最後の子が産み落とされた模様です。