10月末に採取した池サンプル(しばらく放置していた)を久々に覗いてびっくり。
ゴニウムがたくさん…(え、いたんだ…知らなかったよー)。
なんと、いくつかの群体が娘群体をつくっていました。
その後、径30μm前後〜の小さな群体がたくさん泳ぎだし、あっちもこっちもゴニウム状態に。
プレパラートに厚めに水をマウントしたら、はみ出た部分にゴニウムが大集合してしまった 笑。
小さなゴニウムをよーく観察してみると、いくつかの群体では外側の細胞の先に丸い輪っか?のついた紐のようなものがついており、しばらく見ていると、なぜかプチっと切り離されるのでありました。
これ、なんでしょうね?
娘群体形成の時に使われたもの、とか?
↓順に赤い矢印が出ますので、その先の細胞に注目してご覧ください
以下のPDFによると「クラミドモナスは刺激によって自分で鞭毛を切り離すことがあり、1時間ほどで再生する」そうなので、これらのゴニウムでもそのようなことが起きていて、また普通に2本の鞭毛が生えてくるのかもしれません。
鞭毛・繊毛の運動・構築機構の研究 - 県立広島大学