微生物を観察していると、動物とも植物ともつかない面白い奴がいっぱい居て、ああ自然は人の思考に都合よくできちゃいないんだなというのが実感として分かって、とても面白い。
(画像は有殻アメーバのポーリネラ)
実際、従来教えられてきた五界説(動物と植物を分ける二界説から発展したもの)は生物の分類としては既に過去のものになっていて、『淡水微生物図鑑』も『プランクトンハンドブック淡水編』も3ドメイン説以降の新しい分類に基づいて記述されている。
微生物観察にハマるまで新しい生物分類については知識がなかったが、今の状況(知見が大きく変化しつつある)はなかなかに面白い気がする。
勉強し始めたばかりで分からないことだらけだが、最近読んでいるサイト。
生きもの好きの語る自然誌
生物の分類については、ブルーバックスから出ている『巨大ウイルスと第4のドメイン』の第2章も分かりやすい。