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フトオケブカミジンコ赤ちゃんの寝返り

フトオケブカミジンコIlyocryptus母さんの背中には、赤ちゃんが2匹(1匹は奥側なので分かりにくいのですが)。

お母さんがお尻を持ち上げた隙に、2匹一緒にくるりん♪寝返り打ってる!なんてかわいいんだ〜〜(*´∀`*)

以下、フトオケブカミジンコを飼ってみたい方(いるのか?)への参考情報。

ミジンコ飼育用土としては、ごうぎしげるさんが勧めている花ごころ 特選有機花ごころ培養土」が鉄板だと思うのですが、フトオケブカミジンコの場合だけはお勧めできません。育たないからではなく、完全に用土に潜ってしまって、どこにいるか分からなくなるからです(^^;)

私は、小型容器の底にプラチナソイルのスーパーパウダーをばらまいて(敷き詰めず隙間を開ける)飼育しています。これだと土の粒の間にいるのがよく見えます。

小容器のヌシ(フトオさん?バキさん?)

小容器の一つは今こんな感じ。
主は、フトオケブカミジンコIlyocryptus
ひょこひょこした動きで、泳ぎはへたっぴ。たいてい土の間でもぞもぞしてます。
(オカメさんちに居候だったはずが、気づいたらフトオさんちになってました)

しかしよく見ると…もしや主は大増殖中のバキラリアBacillariaの方?
(輝く細いものがたくさん動いてるの、見えますかー)

こちら住人のおひとり、フトオケブカミジンコさん。背中に子が。
バキラリアやらナベカムリやら、色々くっつけてる〜(ワムシさんも)

こちらも住人の皆さん。
珪藻にユレモ、緑色のはヒビミドロの仲間?
バキラリア(クサリケイソウ)がバッキバキに伸び縮みしてます。

フトオケブカミジンコ

フトオケブカミジンコIlyocryptusと思われます。大きさ0.6mm弱。
以前ポストしたケブカミジンコとは別の属です。ちなみに、ケブカミジンコ科からフトオケブカミジンコ科が分離されたため、属もそちらに移動しています。

泥や水草の間に潜って暮らしているので、体に色々くっついています。
とんがり頭に長い第1触角、特徴のある顔ですね。
殻には、脱皮跡が年輪のような線として残ります(動画16秒あたりからよく見えます)。また縁には剛毛が生えています。

尾爪と剛毛のクローズアップ。

フトオケブカミジンコ 尾爪
フトオケブカミジンコ 剛毛