カンパネラの開口部の繊毛列は3列以上とか4列以上とか言われてますが、実際に何列あるのかは、見ていても結構分かりづらいんですよね。
ちょっと首を引っ込めて再度開く時が、比較的見えやすいかも?ということでクローズアップしてみました。最後はスロー(50%)にしてみたので、みんなで数えてみましょう〜。
…どうやらこのひとの繊毛列は、5列あるのかな〜?
カンパネラの開口部の繊毛列は3列以上とか4列以上とか言われてますが、実際に何列あるのかは、見ていても結構分かりづらいんですよね。
ちょっと首を引っ込めて再度開く時が、比較的見えやすいかも?ということでクローズアップしてみました。最後はスロー(50%)にしてみたので、みんなで数えてみましょう〜。
…どうやらこのひとの繊毛列は、5列あるのかな〜?
エピスティリスEpistylisがびっしり付いたカイアシ(ケンミジンコ)さん。
本人には悪いけど壮観ですね…
(エピスティリスは群体性のツリガネムシ。柄は収縮しません)
池サンプルの容器でカンパネラCampanellaが複数の群体を作っていました。
その一つを実体顕微鏡Zeiss Stemi 305で撮影。
直径が2mm以上あり、肉眼で見える大きさです。
きれいなドーム型になってますね〜。
カンパネラはツリガネムシの仲間ですが、柄が収縮しないので、びっくりしても頭が少し縮むだけです。
そしてこちら↓は、別の群体を生物顕微鏡Nikon YS100で撮影したもの。
動画前半は、ドーム型を壊さないようカバーガラス無しで撮っています(真ん中右寄りにワムシが一匹紛れ込んでますね)。
後半は、細胞が見やすいようカバーガラスをかけています。
『淡水微生物図鑑』によると、カンパネラの開口部の繊毛列は3列またはそれ以上とのこと。
この動画でも3列あるように見えますね。
柄のない樽型のツリガネムシが泳いできて、柄のある丸いツリガネムシにぶつかりました。
ちょっと面白いツーショット。
樽型の方は、柄を持たない遊泳性のツリガネムシ、オピッソネクタOpisthonectaかも?
【追記】ツリガネムシは柄のあるタイプのものでも、柄を離れて泳いでいることがあります。
良い環境を求めて柄を切り離し泳ぐこともありますし、細胞分裂した場合も一方には柄がなく、泳ぎ着いた先で柄を伸ばすそうです。
参考:ツリガネムシ 不思議な水中生活(NHK ミクロワールド)
背中に子を負ったオカメミジンコ@実体顕微鏡。
おでこにツリガネムシが付いてますね。
広義のツリガネムシの仲間ですが、普通に見かける奴と違い、柄が収縮しないカンパネラ属Campanellaの模様。
群体性ですが、この日はお一人さん多し。動画終盤は、一人でどんどん泳いで行ってしまうカンパネラ。カバーガラスの外に出てしまいました。
顔に3つのツリガネムシが付いたオカメミジンコさん。
びっしり付いてるのも嫌だろうけど、このくらいのも鬱陶しそうな気が。そうでもないのかな?
ツリガネムシだけじゃなく、オカメさんの複眼を動かしている筋肉もよーく見えているので、ご注目あれ〜
ちなみにこれは上を向いた横顔。
右の大きな黒丸が複眼、左の裂けたような黒が単眼、その上のとんがりが吻です。
(オカメさんの単眼は丸くなくて、形の変化が大きいです)
先日池から連れ帰ったオカメちゃん。顔の周りと前裾にツリガネムシがついています。
ヒドロセラにツリガネムシがついていたので、おお珍しい眺め〜と撮り始めたところに、いきなりハルテリアが乱入。
あわわ、誰を撮れば?となったところでツーショットに 笑
ばかっ!私のバカっ!
…どうもこのひと(ツリガネムシ)は不器用というか、難儀な生を送っているように見えてなりません。なぜこんなことに。
(私がプレパラートに封じたのも一因かもしれませんが)
表面に瘤状構造が見えるので、シュードボルチセラPseudovorticellaのようです。
これも、殻を持つツリガネムシの仲間。
ピクシコラ(ピキシコラ)Pyxicolaだと思います。
口の横に丸い弁を持っていて、引っ込んだ時に蓋になります。
写真は順に、平常運転時/引っ込んだ!/出てくるところ。
一度引っ込んだところを見ないと、構造がわかりにくいですよね〜。ということで動画もどうぞ〜
こちらは、殻を持つツリガネムシの仲間。
蓋は無いので、コスルニアとかかな?
ちょっと分かりにくいですが、殻は4つ写ってます。ちょっとした集合住宅ですね。
一番上の殻には2細胞が入っています。
先日のツリガネムシまみれのケンミジンコが出た田土から、昨日観察できた個体。卵持ちだから雌ですね。
ここから出るケンミジンコは、雄か?と思うぐらい、みんな触角が短いです。やっぱりツリガネムシが付いています。
高知市内で採取した田土に水を足しておいたところ、ケンミジンコが出現。
触角の形状からして雄、しかも何故か、全身ツリガネムシまみれ(⁰.⁰)
(嵐を呼ぶ男ならぬ、水流を呼ぶ雄じゃないの〜〜)
ツリガネムシ。餌集めの水流起こしが素敵過ぎる。びっくりした時のカールコードっぷりがまた堪りません。
リセットした水槽の残骸から水草の根を取り顕微鏡で見てみたら、ツリガネムシの群落と化していた。
そこへ迷い込んだミジンコ。お互いびっくり。