本日、「MIDIChordy」v1.0をリリースしました!
好評のコード演奏アプリ「Chordy」のMIDI modeを独立のアプリにしたもので、キーボードが苦手な方でも簡単にコード弾きができるMIDIコントローラーアプリです。
MIDIChordy v1.0: ENGLISH Description
「Chordy」v2.2アップデート記事でも書きましたが、現バージョンの「Chordy」ではAudiobusとの連携のために、MIDI mode時も内部の発音エンジンを保持しておく必要がありメモリの使用量を減らせない状況になっています。
外部のシンセアプリを鳴らす場合にはメモリの無駄遣いですから、MIDI modeで使うことが多い方にはぜひ「MIDIChordy」のご利用をおすすめします。
「MIDIChordy」はMIDI over Bluetooth LEにも対応しています。WiFiでの接続に比べてレイテンシーが少ないので、Macと接続してのDTM活用なども従来より快適にできると思います。
「ラッチモード」も搭載しました。使用するには、設定で「ラッチモード」を有効にしてください。画面左側にラッチが現れます。
*単音パッドはラッチの影響を受けません。
以下、アプリ説明です。
動作環境はiOS 8.0以上です。
MIDIChordyは、独自のUIで、キーボードが苦手な方でも簡単にコード弾きができるMIDIコントローラーです。
(好評のコード弾きアプリ「Chordy」からMIDI mode部分を独立発展させたアプリです)
お気に入りのシンセアプリなどと連携してお楽しみください(MIDIChordy単体では音は出ません)。
* Chordy v.1.x のムービーで使用方法をご覧いただけます。
https://youtu.be/qaVR2FG-G60?t=1m5s
連携機能
- Virtual MIDIに対応: Animoog、Sunrizer synth、Launchkey などのVirtual MIDI対応アプリをコントロールすることができます。
- Wi-Fi MIDI (Network MIDI) に対応: Wi-Fi経由でパソコンに接続し、MIDIデータを送信できます。
- MIDI over Bluetooth LE に対応: 低消費電力Bluetooth経由で、iOSデバイス(iOS 8)やMac(OS X Yosemite)に接続し、MIDIデータを送信できます。
演奏の特長
- ルート音とコードタイプを選んで、タップでコード弾き
- オートセレクト機能で、ルートを選ぶだけでコード(ダイアトニックトライアド/セブンス)を自動選択、楽々演奏
- 単音パッドを使って、アルペジオ演奏、グリッサンドも可能
- オクターブシフト機能
- 4種類のスケール (Major, Natural/Harmonic/Melodic Minor)。長短間のチェンジで同主調(P)・平行調(R)の選択が可能
- キー移調すれば、異なる調でも同じ弾き方でOK
- ラッチモード:次のコードをタップするまでサステインが続く(ただし単音パッドはラッチの影響を受けません)
【追記:MIDI over Bluetooth LEでの接続方法】
まず、最初にMIDIChordy側で画面右上の「MIDI BLE」アイコンをタップし「ローカルMIDIサービス」画面へ入ります。「MIDIサービスをアドバタイズ」のスイッチをオンにしてください。これで他のiOSデバイス(iOS 8以上)やMac(要Yosemite)からMIDIChordy側のiPadを検出できるようになります。
1) 他のiOSデバイスのアプリへ接続
GarageBandのKeyboardで利用する例で説明します。
MIDIChordy側「MIDIサービスをアドバタイズ」がオンの状態で、他デバイスGarageBandのKeyboard内スパナアイコンから「設定」を表示し、下部の「Bluetooth MIDIデバイス」からMIDIChordy側のiPadを選択して接続します。
(未ペアリングの場合はPIN入力を求められるので、画面の指示に従ってください)
2) Macへの接続
Mac(要Yosemite)で「Audio MIDI 設定.app」を開きます(「ユーティリティ」にあります)。「ウィンドウ」メニューから「MIDI スタジオを表示」します。
「Bluetooth」をダブルクリックすると「Bluetooth構成」画面が表示されデバイスの検出が行われますので、MIDIChordy側のiPadを指定して接続します。
(未ペアリングの場合はPIN入力を求められるので、画面の指示に従ってください)
*MIDI over Bluetooth LEでの接続については、藤本健さんの「YosemiteとiOS8をMIDI over Bluetooth LEで繋いでみた!」が参考になると思います。
以下英語説明です。