RoughCast マニュアル
(最新バージョン: 1.0)

ソングリスト(曲一覧)画面

初めて起動すると空のソングリスト(曲一覧)画面になります。右上の♪ボタンをタップし拍子を選択して、新曲を作成してください。

曲の表示順は、日付順または名前順を選択できます。左上の♫ボタンをタップしてから該当する曲をタップすると、曲を複製できます。
曲を削除するには、左スワイプで出てくる削除ボタンをタップしてください。

曲の編集画面

曲の編集画面に入ると、曲の先頭セクションのリズムパターン入力画面となります。
画面左上のリストアイコンをタップすると曲一覧に戻ります。コードを編集するには「Edit Chords」をタップします。

リズムパターンの入力

リズムパターンは、2小節で構成されます。

ラベルに「*」があるトラックでは、パッドのロングプレス(長押し)でオプションサウンドが利用できます:

すばやいリズム入力のためのTips

セクションの拍子

セクションには、曲の拍子と異なる拍子を設定できます。設定できるのは、曲の拍子と同じ音符を1拍とする(つまり拍子記号の分母が同じ)拍子のみです。
拍子を変更すると、そのセクションのリズムパターン、フィルパターンは消去され、クラッシュ/フィル演奏の設定もオフに戻ります。また通し演奏モードは解除されます。コードはそのまま残りますので拍子変更後も利用できます。

その他セクションごとに設定できるリズム関連設定

Crash(セクション冒頭のクラッシュ)
2小節ごとではなく、セクションの頭で1度だけクラッシュを演奏させたい時にオンにします。
Fill(セクション最終ターンのフィルイン)
小節数が3以上あるセクションでは、最後の2小節(最終ターン)でフィルインを演奏させる事ができます。 オンにすると、フィルパターンの編集画面が出てきます。Syncボタンでリズムパターンをフィル側にコピーして編集すると便利です(Syncは取り消しできません)。 入力されたフィルパターンは、スピーカーボタンで試聴が可能です。
リズム分割(3/4, 5/4, 7/8, 9/8)
拍数が奇数の拍子では、1小節の分割を長-短(デフォルト)にするか短-長にするかを決められます。 変更すると、リズム演奏時の強弱が最適化され、また小節後半にコードが設定された時の演奏タイミングが変わります。

テンポとスウィングについては、曲全体での共有設定になりますので「曲の設定」で説明します。

コードの入力

1段は4小節(リズムパターン2回し分)。コードは1小節に2つまで入れる事ができます。

コードを入れたい箇所をタップして、ルート、コードタイプを選択し、「適用」ボタンを押して確定します。 必要に応じてテンション(1音のみ)とベースを設定できます。
サステインの長い楽器では、次のコードが入力されている箇所まで演奏が続きます。途中で音を切ってコード演奏を中断したい場合は「ノーコード」を挿入してください。
「アルペジオ」をオンにすると、そのコードの構成音を上昇アルペジオで演奏します。
入力中のコードはスピーカーボタンで響きを確認できます。

「↓」をタップで上段のコードをコピーできます。

曲の設定

カウントイン

オン/オフを切り替えられます。オンにした場合、カウントインは1小節、2小節、4打固定のいずれかから選べます。 カウントインはAudiobus / Inter-App Audio 経由で録音する場合も接続先に出力されます。不要な場合はオフにしてください。

テンポ

スライダーで大まかに、両脇の三角ボタンで細かく設定できます。デフォルトのテンポは120です。

スウィング

4分音符系の拍子ではスウィング(シャッフル)を設定できます。スウィングの深さは2:1のミディアムとなります。
スウィングの対象音価(8分/16分)は曲中のリズムパターンおよびオンに設定されているフィルパターンをスキャンし、自動判定されます。16分の裏拍に入力がなければ8分、あれば16分をターゲットに設定します。

ドラムキット

A: Logicの「Brooklin」をベースに作成したオリジナル音源。ナチュラルでのびやか。
B: Logicの「Motown Revisited」をベースに作成したオリジナル音源。張りのある音。
C: Logicの「Studio R&B」をベースに作成したオリジナル音源。クールでタイト。
D: GarageBandの「Jazz Kit」をベースに作成したオリジナル音源。リラックスした軽い音。アコースティック系の曲にもぴったり。

コード楽器

EP: エレクトリックピアノ
AP: アコースティックピアノ
OG: ハモンドオルガン
GT: クラシックギター

コード音量

リズム演奏に対するコードの音量を設定します。デフォルトは右端max(最大)です。コード演奏をミュートしたい時は左端に設定してください。

セクションの管理

「§」をタップでセクション管理画面が表示されます。ここでセクションの追加・複製・削除・並べ替えができます。
セクションは1曲につき26まで作成でき、A-Zのアルファベット名が付きます(リネーム不可)。 各セクションの小節数は、右の「i」をタップして設定画面に入り変更できます。デフォルトの小節数は8です(最大32)。

テキストの書き出し

曲のリズムパターンとコードをプレーンテキストで書き出すことができます。メモアプリに貼ったり、メールでバンドメンバーとシェアしたりと活用できます。
曲の編集画面・中央左下のクリップボードボタンをタップしてください。テキストがクリップボードにコピーされますので、目的のアプリを起動しテキストをペーストしてご利用ください。