音楽パブ巡りツアー
音楽パブ巡りツアー(Musical Pub Crawl)に行ってきました。
Nokia N79
このツアー、ミュージシャン2名がトラディショナルなアイリッシュ音楽を奏でながら、パブを案内してくれるというもの。
テンプル・バーの「Oliver St. John Gogarty's」というパブの2Fが集合場所です。
私たちはテンプルバーのインフォメーションで予約(デポジット1ユーロ)して行ったのですが、直接行く人が多いみたいで、最初インフォメーションのおにーさんも自分のところで予約できると知らなかったです(^^;)
私がパンフに書いてあるよ?と言ったら、同僚に確認して受け付けてくれました(笑)
さて、早めに行ったところGogarty'sの2Fはガラガラでしたが、いつの間にかどんどん人が集まってきて、あっという間にツアー受付が長蛇の列に。
で、受付を済ませたら、当然みなさんギネスをすすり始めるわけです。
集合時間を15分ほど過ぎたころ、ミュージシャンが2名現れ、演奏と解説が始まります。
やってきたのは若い女性フィドラーと、ギターを持ったおんちゃん。
(注:「おんちゃん」は土佐弁で「おじさん/おっちゃん」のこと)
いい雰囲気で何曲か演奏した後、2軒目のパブに移動となります。
これ、写ってるのはほとんどツアー参加者です。
ぞろぞろと歩いて次のパブへ移動。
到着後は皆さんカウンターへ。ここでもまずは1パイント購入です。
全員に酒が行き渡った頃(笑)、おもむろに演奏再開です。
おんちゃんの方はギターからバウロンに持ち替えています。
楽器の詳細や奏法なども解説してくれます(もちろんミュージシャンも飲みながら)。
ここでも数曲演奏の後、次のパブへ移動します。
目の前に見えているのはThe Spire of Dublin(光の尖塔/ダブリン尖塔)。
光の尖塔の根っこを通り過ぎます。
2軒目はこぢんまりと落ち着いた場所でしたが、3軒目はちょっぴりビアホール風。
この頃には皆さんかなり出来上がっているので、ミュージシャンは1曲演奏した後で、参加者にも「何語でも良いよ!」と何か歌うように求めます。
この日はドイツからの一行が元気よく、歌を披露してくれてました。
# もう場はすっかりビアホール(笑)
それに答えるように、おんちゃんも情熱的に歌います。
伝統的な無伴奏のものから、カントリーやフォークのルーツ的なものまで、さすがの迫力です。
最後に、アイリッシュ音楽の音源はどこそこで買うといいよ、などの話をしてくれ、ツアーは終了。
(ここでCD販売もしてくれます)
気がついたのは、これは楽士付きのはしご酒ツアーであるということです(笑)
いやぁ〜なんと素晴らしいっ。
土佐人と気質似てますよね、アイリッシュって。話し好きで反骨で。高知でもやったらどうでしょうか?酒の飲めない人でも楽しめる土佐はしご酒ツアー(笑)おんちゃんのホラ話が場をいっそう盛り上げる、っていうの。
投稿者 禁魚 : 2009年10月17日 06:52 [ 旅 ]
とても楽しい現地レポート、ありがとうございます!
そうですか、土佐人とダブリナーの気質は似てますか。なるほど幕末モノの小説に
出てくる土佐・長州の反骨精神との共通点を見いだせる感じがします。
とはいえワタシ自身は、まだ一度も四国に行ったことがなく、ちぇ、情けねぇ。
2009年10月18日 23:14
>TEZさま
ども、楽しんでいただけましたら幸いです(^^)
そうなんです。似てるんですよ土佐人と。
私の大学時代の指導教授も、私(当時東京に住んでおりました)が高知へ行くと話をしたら「あー日本のケルトだねぇ」とのたまいましたが、実際に来てみてホントにそうかも〜と思いましたねー(笑)
ダブリンは、うまく人の気質を観光資源として生かしている気がしますねぇ。
高知はそういうところが下手なんですよ。
# でも、機会がありましたらぜひ一度土佐にもお出かけくださいませ〜♪
2009年10月19日 02:26